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2022.09.30 コラム

太陽光発電の歴史

1954年

太陽光発電には、太陽光があたると電気を発生させる太陽電池が使われていますが、この太陽電池は1954年、アメリカの3人の研究者によって発明されました。ちなみに、この研究者達は太陽電池を発明するための研究をしていたのではなく、トランジスタの研究をしているときに偶然発見したと言われています。

 

1958年

初めて太陽電池が実用化されたのは、発明から4年後の1958年で、電力を外から供給することができない人工衛星に搭載されました。この太陽電池を搭載した人工衛星は、その後6年間機能を維持することができたと言われています。開発された当初は、高価なこともあって使用されるシーンは限定されており、一般的には普及していませんでした。

 

1973年

同年の第一次石油危機によって、石油に替わるエネルギーの必要性が認識されるようになりました。 日本でも、長期的なエネルギー戦略である「サンシャイン計画」のなかに、太陽光発電が盛り込まれました。

 

1980年

太陽光エネルギーの利用を促進するための「ソーラーシステム普及促進融資制度」が設けられました。

 

1993年

地球温暖化など環境問題の対策として太陽光発電の重要性が高まり、太陽光発電の技術力向上に重点を置く「ニューサンシャイン計画」が策定されました。

 

現在

現在では、環境意識の高まりや、地球温暖化問題の影響から太陽光発電は更に注目されており、今後は日本だけではなく世界中でも急速に普及していくことが予想されています。