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2022.09.30 コラム

太陽光発電のしくみ

太陽光発電に興味をお待ちの方も多いかと思いますが、なかには太陽光でどのように発電するのか、そのしくみがよくわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

ソーラーパネルにはたくさんの太陽電池がつなげられています。 太陽電池には、P型シリコン半導体とN型シリコン半導体という2つの半導体が張り合わせてあります。この半導体は、太陽光があたると電子を帯びるという特性を有しています。P型シリコン半導体は、プラスの電子を帯びやすく、N型シリコン半導体はマイナスの電子を帯びやすいので、太陽光があたると乾電池と同じような特性を持つようになります。 よって、そこに電線を取り付け、太陽光がソーラーパネルにあたり続ける限り、ずっと発電し続けることが可能です。

 

太陽電池の種類は、研究が進められているものも含めれば数十種類あると言われています。しかし、現在実用化されている主な太陽電池は、シリコン系太陽電池、化合物系太陽電池、有機系太陽電池の3種類です。なかでも、シリコン系太陽電池は実用化されてからの歴史が長いこともあって、全体の半数以上を占めていると言われています。種類によって原材料や製造コスト、変動効率などが異なってくるので、長所がたくさんあって短所を極力抑えることができる太陽電池の研究が現在でも進められています。

 

このように太陽光発電は、身近なクリーンエネルギーとして、今後も普及していくことが期待できます。